ダイソーメステインの熱源はエスビットに固形燃料にしてみたけど煤けるのでクエン酸で洗えばきれいになるけど、より安く入手し易い燃料のアルコールストーブにとEVERNEWのそっくりさんを発注、海を越えてくるので時間がかかる、ぶっちゃけお皿に燃料入れて火をつければ燃えるので、加工不要のオープンフレームアルコールストーブを龍角散の空き缶を使って自作してみた。
用意するもの
20g入り龍角散の空き缶直径5.5センチ、このサイズしか買わないので空き缶は小物入れとかに使っているが家にゴロゴロしている。燃料がこぼれないように中にグラスウールを詰める、グラスウールは使い切った缶入り蚊取り線香の蓋が線香皿になっている物をはがして切り抜いて詰めた。
燃料について
たまたま立ち寄ったドラックストア、「ウエルシア」で入手したネンコール、たしか380円。ワンタッチボトル式で注ぎやすいのが特徴。成分・含有量メタノール95%エタノール5%、メタノールは有毒物質なので取り扱い注意である。不純物を混ぜる事で毒劇指定から外れ署名捺印なしで購入することが出来る。無水エタノールでも燃焼するけど、扱いも安全だが酒類と同一で酒税がかかるので高くなる1000円ぐらい、なので敢えて使うこともないだろう、しかし、火力はエタノールの方がメタノールより強い、それに煤もエタノールの方が多いようだ。公には移し替え禁止だが普段この量は使わないし、ワンタッチボトルなのでスタッキング途中でフタが開いてこぼれてしまうかも知れないのでナルゲンなど小分けボトルを検討しよう。燃料アルコールはケンエーの方がよく目にするが値段も燃え方もあまり変わらないみたい。
用途欄の「各種なべ物」、「さざえのつぼ焼き」がピンポイントすぎ…笑
燃焼テスト
とりあえずグラスウールがヒタヒタになるくらい、だいたい25㏄ぐらいかな、入れて燃やしてみた。災害レベルの大雪の北陸地方には申し訳ないが、今日は今シーズン最大の積雪だが気温は0度位、だが問題無く点火、案の定昼間明るいと炎は見えない、高さ幅はなかなかいい感じ。外蓋もあるので火消しに使える、火が消えたら外しておかないと焼嵌めになって取れなくなってしまうので要注意。本体はすぐに冷める、蓋をして1分もしないで手で持てるくらいの温度、下に耐熱の敷物とかいらないかもしれない。
湯沸しテスト
エスビット(もどき)のポケットストーブを五徳にしてお湯を沸かしてみた、200㏄ぐらいの量で微風だったが8分ぐらいで沸騰した。ご飯炊くまでは試してないけど1合で30㏄位使うみたい、縁いっぱい燃料入れれば足りるかも。アルミは600℃ぐらいで溶けるが火に近い上の方の変形もない。
底、煤も付かず綺麗、寒くても一発点火!燃焼音も煤も出ない、今までガスオンリーだったが、ボンベのセットの手間も無いし、風で炎が流れやすいので風防対策しとけばこれはいいなあ。
まとめ
龍角散は中蓋があるので使い終わって余った燃料を入れっぱなしにしても蒸発を防げるし、本来の用途じゃないので完全に漏れを防げるかは解らないが、メステインの中に全部収まるし廃物利用だがメインで使えそうな気がする。
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