松本市の牛伏川に作られた明治時代から今日に伝わる一代プロジェクト「フランス式階段工」周囲の地形に調和するように作られて、木々が紅葉の時期などなかなかの見ごたえです。
連岳橋から撮影階段工はもう少し上流です
フランス式階段工とは
まつもと公民館報より引用
牛伏川は明治時代まで有数な暴れ川でした。 山が荒廃し、 豪雨のたびに土石流が発生。 明治時代の新潟県下での水害で、土砂供給源の最たる要因は牛伏川だといわれた程でした。明治18年(1885)に内務省の直轄で砂防工事が開始され、明治44年(1911)に内務省技師池田圓男がヨーロッパに派遣され、フランスで学んだ工法を参考にして、大正5年(1916)から2年かけてフランス式階段工が完成しました。コンクリートを使わない水路張石工は、流水の浸食による河床の低下を抑制する工法で、他には見られない美観的要素を醸し出しています。
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